2008.02.28 Thu
センチメンタルジャーニー
空青いやん!風ないやん!春みたいやん!
そんなさわやか気分を満喫しているときに、毎度おなじみ元ヤン友達のM田から(タイミング悪く)電話がかかってきた。
「なー、携帯買えやー」
ここのところずっと、M田はそんなことばかり言っている。
ニッポンでは携帯の所持率がかなり高いらしいけれど、実はあたしはまだ一度も携帯を持ったことがない。
自分には必要ない気がしている。
なのにM田は、あたしに携帯を持たせたいらしい。
なぜかと言うと。

自分が来週から旅に出るから。
行先は沖縄。期間は約一か月。気ままなぶらり一人旅で、もしかするとシマンチュと恋に落ちて沖縄県人になる可能性もあるらしい。がんばれー(棒読み)。
なので。
「沖縄の風景を写メールして、おまえと旅を共有したいねん」
などと言っているのだが、ぜったいに嘘だ。どうせまたウンコがらみのロクでもない写メールを送りつけてくるに決まってる。
やつはそういう女なのだ。

まあそれはいいとして(よくないけど)。
実はこの沖縄ぶらり一人旅は、M田にとっての『センチメンタル・ジャーニー』(本人談)だったりするらしい。
今年の元旦、M田は結婚生活を解消した。なんでも『離婚元年』としてすっぱり割り切りたかったらしく、わざわざ元旦を選んだのだとか。とことんM田らしい選択だ。
と、そんなセンチメンタル・ジャーニーなので。

「寂しなったとき、電話したなるかもしれへんやんか」
「いつでも家にかけてきたらええやん」
「家にかけて、おらへんかったら寂しいやろ」
「シマンチュと恋に落ちる予定なんちゃうん?」
「冷たいこと言うなや。学校んとき、ずーっと宿題見せたったのに」
「古っ。まだそんなん恩に着せる気か」
「裁縫なんか、代わりにぜんぶやったったのに」
しつこい女だ。その口実で何度あたしに酒をおごらせたか、こいつは覚えていないのだろうか。
どうせ覚えてないんだろうな。自分に都合の悪いことは忘れることにしてるんだろうな。そうやってどちらかが命尽きるまで、あたしはM田に「宿題宿題」言われるんだろうな。くそー。酒代返しやがれー。

でもまあそういう性格だから、グジグジ悩んでいたわりには立ち直りが早かったのかもしれないな。
きっとそうやってどんどん忘れて、潔くぜんぶ捨てていくっていうのが、M田のやり方なんだろう。
ま、ある意味カッコいいよ。
そのカッコよさがあれば、きっと『離婚』も思い出すと泣きたくなるようなデキゴトじゃなく、誇れるデキゴトに変えられる日が来ると思う。
あたしがそう言うと、M田が言った。
「ほんならオマエも離婚せえやー。沖縄行こ、一緒に」
……悪魔か。

というわけで、ダンナがあくせくと働いているに違いない平日の午後。
ほかほかの日差しに包まれて、『センチメンタル・ジャーニー』に旅立つ友と、庭の縁台でなが〜いおしゃべり。
もちろんあたしの手には子機。子機でじゅーぶん。子機上等!

でも昼寝を邪魔されて、迷惑したのがいるみたいだ。
ごめんね、クウスケ。……お、怒ってる?

追記
M田から「あのバナナ君どうなったん?」との心配の声をもらったので、他にも気になってる方がいるといけないと思い(絶対いないと思うけど)、さっきデジカメで撮ってみました。
最新のバナナ君情報です。

まだ、大丈夫です。
M田に幸あれ!クリーック!
あたしの幸はまだ続いています。幸せすぎて機嫌がいいので、家庭内も円満です。
なので沖縄には行きませーん。
| まわりの人たち | 14:41 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑





なんだかずーっと一等賞でおります。





夢の一等賞はまだ続いております。





夢じゃなかった・・・エヘヘヘ 






























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