2008.03.31 Mon
山村出会いの旅(その2)
やはり白黒犬を白黒加工したところで、バレバレだったか。みんなコメント欄に正解を書きすぎです。
ほんとはいろんな答え(間違い多数)が寄せられてくるはずで、それで今日の記事は『じゃじゃ〜ん!正解の発表です!』で始めるはずで、ディスプレイの前のみんなも「そっか〜。お母さんだったのか〜」ってなるはずで・・・ブツブツ。
なのに。
空気読んで!みんな!(やつあたり)

というわけで土曜日、我が家が出かけた山村であたしたちを待っていてくれたのは、クウスケの産みの母(チビちゃん)だった。

すべては去年、偶然チビちゃんの飼い主さんであるおばあさんと会ったことから始まった。
とある広場でダンナのンコ待ち中だったクウスケを見て、一瞬でピコーン!
ときた(脳みそ健在!)というおばあさん。「このコ、うちの犬が産んだ子やないろうかね」
そう言って声をかけてきてくれた。
もちろん普通ならそんな言葉、すぐには信じたりしないんだけど。
でも、偶然というかなんというか、ダンナのンコ待ち(しつこい)をしていたその広場は、あの日牛柄君を引き取ることになった『譲渡会』が開かれていた場所だったので。

とにもかくにも、おばあさんとふたりで確認作業開始。
譲渡会の開かれた年や、クウスケがしていた鈴付きの青い首輪のこと、ゲロを吐いた事実、そしておばあさんが保健所の人に聞いたという我が家の地名などを確かめ合っていくと。
そんなすべてがみごとに一致!
間違いないワン!
ということになり。跳び上がって喜ぶおばあさん(筋肉も健在)。なぜかおもむろに焼きたてパンを取り出し、クウスケに与えるおばあさん(再会の儀式?)。クウスケの体を触りまくりのおばあさん(セクハラ疑惑)。
「こんなに大切に育ててくれてありがとう」
あたしたちにそう言ってくれたおばあさん。

そして。
帰ろうとしたあたしたちに、自分の家への行き方を必死に説明し始めるおばあさん。
でも。
「橋を渡るとカーブがあって」とか言われても、行ったことないから分かんないし。
「近くに来たら、必ず寄ってね。またこのコに会わせてね」って言われても、近くに行くことなんてありえないと思うし。
それにすっごく山奥っぽいし。
遠いし。
だけど。
「いつか必ず行きますね」
……それ以外に、どう答えればよかったんだろう。

というわけで、ずっと心に引っ掛かっていたそんな約束。
半年の時を経て果たすために、『目指せ山村!おばあさんが待ってる!』をスローガンに掲げ、朝8時に我が家を出た。
おばあさんが待ってる!というスローガンのワリに。

お昼ごはんat河原。だったり。

ソフトクリーム休憩at道の駅とうわ。だったり。

(なぜか)柔軟度測定at轟公園。とーちゃん、硬っ!だったりと。
旅を満喫しすぎてしまったあたしたち。
おかげで朝、余裕を持って出発したはずが、山村に着いたときには夕方の4時に近かった。ばかー。ふたりともばかー。

で。
肝心のクウスケ親子の再会は、といえば。
犬というのはやはり人間とは違うので。
「会いたかったよ!かあさんっ!」「あたしを許して!クウスケ!」などとなるわけわけもなく。
むしろ、人の思惑なんかまったく無視の方向だったりするわけで。

母 「うぅぅぅぅぅ」
息子 「だ、だれ?な、なんで怒ってんの?」
おばあさん「チビ、ほら、あんたの子よ。あんたが産んだんよ。うぅ〜やないでしょ、息子なんよ」

母 「うぅぅぅぅぅ」
息子 「怒んないでよぉ。なかよくしようよぉ」
おばあさん「自分の子にうぅ〜とか言うんやないの、チビ。あんたが産んだんやからね」

母 「うぅぅぅぅぅ」
息子 「いいバンダナですね〜。お似合いっすよ〜」
おばあさん「ほら、よだれかけええでしょ〜って見したげて。あんたが産んだ息子なんやからね」
と、終始こんな感じの展開に。
だけど。
「うぅぅぅぅ」しか言ってないチビちゃんと、テンションMAXで「あんたが産んだあんたが産んだ」を連発するおばあさんの対比が面白すぎで、あたしもダンナもずっと笑いっぱなしだった。
しかもおばあさん。
隣りの家のおばあさんまで捕まえてきて、「このコ、チビの息子なんよ〜」って紹介まで始めちゃうし。隣りのおばあさんもまた、「はじめまして〜っ」とかって、同じくらいテンションMAXだし。
テンションMAX村なのか、ここ。

それにしても、ずっとこんなトホホ顔だったチビちゃん。かなりの臆病ものらしい上に、あんたが産んだと言われ続けて、さぞかし困ったことだろう。
でもおばあさんはほんとうに嬉しそうだった。
その笑顔があたしたちも嬉しかった。
約束を守って、よかったなと思った。
実は距離がありすぎる上に、おばあさんの説明では家の場所が曖昧すぎて、約束を破る可能性だってあったのだ。
破っていたら、笑顔をひとつ損してしまうところだった(あたしたちがね)。

母と知らず母に会ったバカ息子。再会の感動はなかったけれど、テンションMAXばあちゃんたちに撫でまわされて、それはそれで楽しかった模様。
帰りの車内でもゴキゲンで、ずっと歌を唄っていた。
ある〜日♪森のな〜か♪ばあちゃ〜んに♪(嘘)。
そういえば別れるとき、おばあさんが言ってたね。
「また近くに来たら、必ず寄ってね!」
……エ、エンドレス?
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| 散歩とお出かけ | 22:31 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑























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