2008.06.09 Mon
(お金)なしなし探検隊

海も空もどんより。
ここはうちから車で10分ほど走ったところにある、大島という(完全に名前負けの)小さな島。入口が橋でつながっているので、クウスケを連れて簡単に行ける。

うちのそばの海には、小島が多い。
しかもそのほとんどが橋や道路でつながっていたり、潮が引くと歩いて行けたりするので、島好きのあたしたちは「探検じゃ〜」などとはしゃぎつつ、けっこういろんな島を歩いている。
そんな島以外にも、今は地続きになっている海沿いの土地も、実は昔は島だったという場所が多いらしく、近所のじーちゃんの話によると。
「もともと旧道から下は、ぜーんぶ小さい島やったけんね」
「そうなんですか?」
「おそらく」
…おそらくかよ。

このじーちゃん、すごく親切で、あたしたちにいろんなことを教えてくれるのはいいんだけど、情報の8割は怪しいという難点あり。
しかも最初は自信満々で言い切るくせに、問い返すと「おそらく」とか「たぶん」とかどんどん曖昧になってゆく。
いや、ほんとにいい人なんだけど。

ダンナは以前、じーちゃんに美味しい『たこ焼き屋さん』を教えてもらって食べてみたところ、おそろしくまずくてびっくりしたことがあるのだとか。
で。
「あんまり美味しくなかったで、じーちゃん」
と、次会ったとき正直に伝えたところ、じーちゃんから返ってきた答えはというと。
「ああそうか?わしはたこ焼きなんか食わんけん、わからん」

そんなわけなので島情報も怪しいこたあ怪しいのだが、でも小島が多いのはほんとうだ。
そのうちのひとつである大島も、半周だけなら歩いてみたことがあるのだけれど、あとの半周は車でしか走ったことがなかったので。
「探検じゃあ〜
」ということになった。
給料日まであと10日。せっかくの週末にいい年こいた大人2人が探検遊びに踏み切った理由は、ぜひ皆さんお察しください。

岩に開いた穴を見つけて恐る恐る顔を突っ込んでみたり、キモチワル系の虫に遭遇して驚愕してみたり、「アジサイ」っていう漢字はどう書くのかというクイズを出しておきながら答えが分からないというダンナにキレてみたり(長っ)しながらのなんちゃって探検団。
寄り道ばかりしつつ歩いているうちに、ふと木々の隙間から見える、心ひかれる小道を発見した。
海までは少し距離がありそうだけど、何となく海に続いているような予感がする。
「隊長!確認をお願いしますっ」
なぜか隊員(夫)に命じられ、自ら小道に足を踏み入れる勇敢な隊長(嫁)。
すると。

「崖!崖!」
急に目の前の道がぷつりと途切れ、すとんと崖になっていた。ひょえ〜

足を滑らせれば、澄んだ海へとまっさかさま。怖いよぉ堕ちるよぉまだ生きたいよぉ。
必死に自分の腕より細い頼りない木にしがみつき、助けを求めて叫ぶ嫁に。

「はい、チーズ」
とか、悪魔かおまえは。それとも日頃の復讐のつもりか。
足元でぼ〜っと見ているだけの愛犬も、嘘でもいいから駆け寄るそぶりくらい見せんかいっ。
「ブログのネタ、できたやん」
などと爽やかに言われ、ふざけんなと思ったはずなのに、結局書いちゃったあたしってプライドとかないのかしらねえ。やあねえ(他人事)。

そんなこんなはありつつも、とりあえず楽しかった探検的(ビンボー)散歩。
この季節、太陽が本気を出していたらとても歩けない距離だったので、この日のどんよりとした空は我が家の強い味方でもあった。
一見敵に見えちゃいそうな相手も、無理やり味方だと思いこんじゃえば、風向きは変わるのかもしれないね。
ま、確実に味方だと思っていた仲間に、裏切られることもあるけどね。

「あんときな、とーちゃんが俺のシッポ踏んどってん」
うそつけ。
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金のない日はやっぱ探検ごっこだね!| 散歩とお出かけ | 10:13 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑




こんな素敵なところがあるんだね〜。
行ってみたいな〜。。
近くなら毎日のお散歩コースに決定だな。
探検ごっこは、童心にかえるよね!
テンポ良い会話もすっごい楽しそうだし。
お金がなくても贅沢な週末だったね。
| koume | 2008/06/09 11:19 | URL | ≫ EDIT